今日はちょっと暗いお話です。
内向的な人あるあるなのかもしれませんが、
『人と話した後に落ち込む』
『飲み会の後は心も身体もボロボロになる』
そして、
『生きるのに疲れ、すべてがどうでも良くなる』
みたいなこと。
私はよくあります。
今日は企業の方との面談があったのですが、自分のことや自分が経験した過去のことを話すのってすごく体力がいるというか、頭を使うんですよね。
何度も経験していることですが、事前に練習しても、台本を作っても、上手くいかない。
心も身体もボロボロになって、自己嫌悪で疲れ果てる。
こうなってしまう理由としては、
『上手に話せなかった』
『思ったことを伝えられなかった』
という後悔や自己嫌悪などの気持ち的なものと、
『考えたり、文章を組み立てるために脳を使いすぎて疲れる』
『人の表情や空気を読みすぎてしまって疲れる』
というものがあると思います。
『人の表情や空気を読みすぎてしまって疲れる』というのは、HSPの本によく書いてあることですね。
今日はWebでのリモート面談だったので、それに加えて『画像の乱れや、言葉が聞き取れない、会話のタイミングが読めない』などで、直接会うよりも疲れてしまいました。
あと一番やっかいなのは、
『相手のテンションに合わせてしまう』
ということ。
相手を不快にさせたくない気持ちが強すぎて、無意識に合わせてしまう。
声が大きい人には大きな声で、早口な人には早口で答えてしまう。
本当にめんどくさい人間だなと思います。
もっと適当でいいのに、すごく真面目に考えてしまい、上手にコントロール出来ない不器用さ。
話すのが苦手なのは小学生の頃からコンプレックスで。
ずっと無口だとか、大人しいと言われていました。
怖がりで、疑り深くて、人見知り。
15歳になってから接客のバイトを始め、何年も続けたことで鍛えられ、普通に話ができるようにはなりましたが、どれだけ頑張っても外向的な人のようにはなれなくて。
ずっと辛かった。
少しだけ楽になったのは8年前に、HSPだと気づいてから。
外向的な人とはそもそも脳の作りが違う、それなら無理して頑張る必要はないと諦めがつくようになりました。
HSPは脳の不安を感じる部分が発達しているため、ネガティブな感情に支配されやすく、深く考えすぎだということを知ったのも、自分の状況を客観的に見ることの助けになりました。
『種の保存』という理由があって、あえて感覚過敏で、不安を感じやすい、真面目な性格の内向型を作ったということが、せめてもの救いというか。そういう理由があるのならば、自分を恨まずに受け入れられます。
自分を受け入れられても『人と長時間会話すると一睡も出来ない』とか、どうにもコントロールできないことはあります。
最近は上手に睡眠薬を取り入れるということを始めて、だいぶ楽になりました。
薬はできれば飲まない方がいいので、おすすめしてはいないですが。
でも、自分の性格や特性をよく理解したうえで、今日は眠れなさそうという日だけ、上手に付き合うのは私は良いと思っています。
自分をよく知ること。
そしてコントロールできるようになること。
客観視すること。
まだまだ練習中で、落ち込むことも多いですが、少しずつ改善していけたらいいなと思っています。
おしまい。